アーモンドの木の花
サクラの花より一足早く
寒ければ寒い日ほど、目に留まりやすくなる
桜のやわらかさとは趣を異(こと)にし
寒色系の色彩と輪郭が季節を告げる花
気付かずにやり過ごしてしまう程の存在は
これかなと近寄り、情感を深めて眺めて初めてわかる
サクラに先立ち咲く春の花
それがアーモンドの木の花
寒さが似合うのはどうしてだろう
サクラとはほんの半月ほどの違いなのに
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1/25血液データの異常が発覚、同日はご本人が捕まらずドアに張り紙をし連絡を待った。
1/26、連絡のないまま定期診察にも来られず、午前診療を終えてから、住居を訪ねた。
午前の診察にやってこようとしていた様子だったが公団の一階のこの階段に座り込んで身動きが
取れずにいた。
認知症の奥さんを上の階に迎えに行き一緒に一階に向かう。
ご主人はこの階段を降りたところでなお座り込んだままだった。
ご主人が通りなれた階段の最後の光景はこんなだったのだろうか。
何とか車に乗り込んでもらい奥さんと3人で無事病院に辿り着いたが、その時の奥さんとの会話
では認知症には思えなかった。入院を続けて体調と廃用は何とか危機を脱する方向に向かってい
たが入院とストレスによる認知面の低下が起こり始め不安な面もあった。
奥さんの日常についてはご主人がいたから成り立っていたのだろう。
一人暮らしとなった奥さんの生活は立ち行かなくなり数日もしないうちに入院となったそうだ。
ニコイチでようやく成り立っていた危うい高齢者同士の支え合い。
歯車がひとつかみ合わなくなるだけで、欠けるだけで、壊れさってしまう日常ととなり合わせだ。
奥さんが最後に見たであろう階段通路からの日常の風景。
ご主人の状況は良い方向に向かいつつあったが、以前より患っていた虚血性心疾患のために今朝
突然に心停止となった。
主治医により蘇生措置を一時間に渡りしていただいた結果鼓動は取り戻したが、その10時間後
に帰らぬ人となった。
普段から循環器の専門病院に通い、手術治療を勧められていたが、命のことはもう何も考えず、
何があってもいいから今以上の治療を望まないとのことであった。
しかし実際に今回のような苦しみにあうと希望の灯を心のどこかで灯されているようにも見えた。
いや、今の不自由の身を解き放してくれということだったのかもしれない。
彼との最後の面会以外は落ち着いた気持ちでの前向きな会話であったが、亡くなられる前日は拘
束帯で自由を奪われたことについて外してほしいと訴えられた。病院側の管理責任としてそうす
る他なかったのだろうが、その訴えが最後の会話となった。最後の会話と表情は申し訳ない気持
ちとして記憶から消えることはないだろう。(今思えば、黙って外して)
長い付き合い(10年以上)で初めて見る笑顔以外の表情だった。
そして終焉が突然に旅立ちの形でやってくるとは思いもしなかった。二人が支え合い何とかこけ
ずに送る日々であったとすると、あまりにも儚く、いとも簡単に壊れてゆく現実を目の当たりに
して、奥さんにとっては認知症もいい方向に働いてくれれば、これで良かったと思えるかもしれ
ないが、どうなってゆくのかはわからないことであり入院中の病院のケースワーカーと連絡を取
り少しでも良い道があればと、声をかけたいと思います。
それぞれがそれぞれの想いを持って生きてゆくうえで、良かれと思って出来ることを重ねてゆく
ことは大切に思います。また、多方面に向け考慮を要する時などには、こちらには良いがあちら
との関係が悪くなるなどと思うときには、ココロの中の大切の順番を守ることで後悔しない道を
歩んでゆけると思います。
なぜなら、無私と利他の精神に通じる道は、最も守られなければならない方のココロが守られる
道に思えるからです。
今は残された奥様の余生が無事平穏なものになりますようにと祈るばかりです。
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It was really glad to see you .
Our feelings become an eternal wind that continues to blow gently.
This bird is a bird that brings happiness you know.
The feeling between the two of us becomes an eternal wind that keeps ticking.
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人の持つ五感というものは、季節の持つ迫りくる何かを
カラダの隅々に至る感覚でストックしているように思う
そして、この一枚からは理由は定かではないが「秋」というものを感じる
今は3月中旬なのだが・・・
hellow my favorite season
僕は大好きな季節に逢えたみたいで、少し得をした気持ちになった
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この人はどんな用があって
この人は誰と歩いて
この人はこっち向いてやってくるけれど
じゃ僕はというと久しぶりに日光に当たり歩いている
情けないことだが、ゆっくり歩くのも疲れる
今日は河原に降りるにもふらふらして怖い思いをした
気持ちが前を向かずに全く運動らしい運動をすることもなかったが
最近、これはやばいぞと思うぐらいに歩いたり立っていたりに努力を要する
すでに、来られる方に指導するような立場ではなくなっているって気がした
しかし、物は考えようじゃないか
ここからの巻き返しができないかすこしでもガンバッテみようか
(昨日のブログは書き直しました)
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今日は寒かったね
塀にとまったセキレイも、ほら
こんなにカラダ(羽毛)を膨らませて
あったかが逃げてゆかないように
自然と学んだ懸命な姿があった
お節介な思いかもしれないが
細い足のそのまた細い指先のさぞかし冷たかろうや
セキレイは一年中見かける気がする
それに少し離れたところに仲良しのもう一羽がいることが多い
そのなにげないツナガリに心地よい風が流れ
微笑ましく思う
そんなナチュラルウィンドがそよぎ続けるように
自然な形で出来ることをさせていただくことに自らの存在の意味を見出そうとする者にとって
時として思いが先走って負担をかけることなどないように自分自身への問いかけも忘れてはなら
ない
すべきはことは、自身の考えに凝り固まらないように気を付けること
何かをさせていただけるということはありがたいことなのだから
まっすぐなココロを少しでも傷付けたりしないように気をつけなきゃいけない
「今日はありがとう」って、届きますように
そして、いつか「今日もありがとう」て分かり合えますように。
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色鮮やかなドラム缶が冷たい風に吹き曝されて
ココロの濾紙を通り抜ける時、何を吸い取ったのか寒色系の色に変化した
堤防のデッキをゆく人の襟元も寒げに揺れて見え、冷たい風はあちこちに魔法をかけてまわる
すぐ下の船着き場の上を巡回するかのように行き来するカモメ
ひとつの世界に包まれ、感じるのは紛れもなく僕だけのものだ
少し寒いけれども、良ければ、あなたも、今立ち止ったあなたも・・・
のんびりと自分のホントの世界をのぞいてみませんか
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西日だけが・・・
西日だけが・・・ 高い天井近くの小窓から季節の色を連れて差し込んでいる
ライブ当日の音源と自筆のノートのコピーと懐かしい人たちの写ったアルバムをさし上げた
多くの方の気持ちがひとつになった日(2009.2.14)を思い出して
煉瓦造りの工場の跡で昔話をしたそのあとは、新たな頂に向かっていただきたい
未来のあなたたちが、「いい道を歩いたな」と思えるように
「頼むで」と、一言告げて、大きく手を振って別れた
工場の出入り口には「OKADA」と書かれた蓄音機と使い古した針が散らばっていた
今の時代には即さない音質であろうが、レトロな雰囲気に一役買われて鎮座している
「よく来たね」「じゃ、また」って言葉にならない言葉を語りかけて来るようだ
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灯りを落とした店内は静まり返った
このテーブルをはさみ僕らは向かい合った
すると今という時の心境が届きはじめた
自らの存在、実在感を感じられているように思えないという
僕のことも聞いてこられた、応えられる範囲で真実を述べた
あれから15年、気持ちのピークがあった頃と同じものを求めているらしい
あの日のように、これといってすぐにできることなどないが、
僕は僕で出来ることをし、声をかけてゆくことで彼の探し物のきっかけが見つかるかもしれない
明日が読める日々を築き上げるためにも、互いに誰かの幸せを願ってできることひとつずつ
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あまりに解決の難しいことに対応を迫られる数日だった
職務上、関わらざるを得ず、それぞれの事案には心休まる道をと思い、想いをともに道を探そう
とはしたのですが・・・
許し得ることと、許し得ないことの境界線は人それぞれによって異なるし、
そもそも主観的に被害者と思っている方にとって自らの否はないかなどと思いをめぐらす事自体
酷なことでもあるから、少しでも今回はここまでで済んでよかったという気持ちに近づいてもら
えたらという思いでお話をさせていただいた。
必要なことは時間をかけて、どれだけ自分を見つめることができるか、混沌とした思いを整理し
て、せっかく手に入れた職を失することのないように見守る事、ここだけは今回のこととは全く
関係のない事であり物理的な不具合に追い込まれることのないようにだけはご家族を含めて見守
っていただくようにお願いさせていただいた。
なぜなら物理的な破綻は精神の破綻を招くからだ。
客観的に見て10対0の案件ならば粛々と事は勧められてゆくが、客観的に見て10対0の案件
でない場合、被害者側が自らの否の部分を探し出してそれを認めるにはさらに時間が必要となっ
てくる。非の部分は自らの反省材料として先に生かし、哀しみは分け合うことで互いを深め合う
か、誰かを守るための理由とするなら胸にしまい続けるかだというのが僕の思いだ。
しかしながら、そこまでたどり着かないとなかなか心は落ち着きを取り戻せないのも事実だし、
確かに誰かのせいでつらい思いをすることにはなったが、当事者でなければわからない思いでは
あるが、今回に関しては立ち直れる範囲であるし、そのせいで職を失うようになったという理由
だけにはすることのないようにしていただきたい。
当事者の方の職場とは全く関係のない事案でもあるし、社会生活は是非とも続けていただきたい。
誰かを救うための嘘なら自分のココロの支えにもなるだろうが、でなければなにかのせいにした
まま社会生活から遠のきこの先を歩いてゆかなければならないことになる。
そんなことにならないように、雪解けを待つように、駆ける言葉も表情を見ながら、これで済ん
でよかったと思えるところに辿りついていただきたいと思っている。
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まだまだ寒いけれども、
ホースで水をかけてもらい手を振って大喜びの「ガーちゃん」という名のガーガーちゃん。
柵の外にいる僕の指をかむときは結構きつく噛むが、柵の中に入るととてもフレンドリーに寄っ
てきて甘噛みをしてくれる。
中にいると友達だって思うのかな?
先ほどまでのちょっと怖いかなって咬み方一切ない。
同じ環境同じ背丈に近づくことで自然と生まれるシンパシーってあると思う。
例えば知らない方にお逢いすることになる際、互いに適度に気遣い合い違和感のない自然な姿勢
で接することができたなら、僕らだってどこかに似た世界観を持つことができるように思う。
何か信じられる共通項を探して・・・
僕らは・・・
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なんてまっすぐなんだ
なんて優しいんだ
なんて素敵なんだ
その目が
その手が
その声が
見て
触れて
届く時
僕はありったけの大切を届けたいって思う
きっと言葉にも形にもならない忘れかけたものに思える
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信じられないことや、疲れを身にしみて感じる一週間だった
そんな中、ご褒美のように届いたひとときには無限を感じた
数式やデータをどれだけ並べても、富岳が何年かかっても説明などできないココロの領域だ
その感覚をクレイドルに
ゆっくりと休ませてもらおう
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ウサギさんのイメージ
かわいい
赤い目
長い耳
後ろから見るとまん丸
ピョンピョンと移動する
フワ―ッとしたマシュマロ
「みどりのとき」の歌詞のように並べてみる
いつも、前にいるはずの君が今日はついてくるんだね
そして君のふるえるその手を僕は静かに引いた
・・・ひとり遊び
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ピントを外してもかわいい
そう思いながら見てたガーガーちゃんの足
オッとピントが合うと「ジュラシックパーク」っぽいな
baby faceに咬まれたら可愛いのに、足を見ながら咬まれると襲われてるって気がしてくる
見た目が大切なのかどうなのかはよくわからないが、私たち生物に備わる五感の何処か(防御
に関係する部分を)を刺激されているのだろうな
自分自身が感じた感覚は大切に
どんな些細なことも、身を守る為にあるものだから
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