流れの中で
JUGEMテーマ:日記・一般
流れの中で僕らは生きている。
時の流れの中、
社会の流れの中、
交差点では信号の流れの中、
今日、流れを違えて少しだけ悲しい僕がいた。
お昼ご飯を自動販売機で買った時のことだ。
3時を過ぎる事の多いお昼ご飯には、いつも2個入りのおにぎりを急いで食べて次の仕事へと向かう日課だ。
自動販売機は2台あって、いつもはおにぎりから先に買うのだが、今日はその自動販売機を利用している人がいた。
そこで、隣の自動販売機の味噌汁から買おうとした。
みそ汁のナンバーは一番だ。
なのに取り出し口から出てきたものは、クリームパンだった。
おそらく、微妙に一番のスイッチに二度触れてしまったのだろう、十一番がクリームパンになっていた。
というわけで、今日のお昼におにぎりとみそ汁はかなわないものとなってしまった。
一瞬、悲しい現実に呆然としたが、すぐにあきらめをつけ、お昼は3分とかからずに次の現場へと向かった。
流れは狂ってしまうとロクなことはないが、自分事にとどまれば次への良い警鐘となる。
とはいえ、おにぎりが食べたかったのは、僕の気持ちとしてはとんでもないほどの現実問題だった。
とても残念だった事には違いない出来事だった。
流れがいつもと違う時には気を付けよう。
物事が思うようにいかない時に自分自身を中心に考えるのは誰しものことかもしれないけれども、
「生きるというよりも生かされている」言葉がよく引用されるのは、おのれの力など大したことはなく
自分以外のおかげで自分というものが成り立っていることと理解している。
僕らは大きな波や流れの中で生かされている。
だからせめて自分からちゃんと目を見て挨拶をしたいと思い、しっかりと声をかけたいと思う。
勘違いのないように歩みたいと思う。
生かされていると思うから、人としてできることを率先してできる人でありたいと思う。
僕らはみな同じ人であり、誰かが特別なわけなどあるはずもなく、
人としてを見失うことなく歩き続けることのできる人でありたいと思う。