わからない言葉でしゃべるから
JUGEMテーマ:日記・一般
ここは異国情緒ある街、堺。
僕は黄昏時のフェニックス通りを流すのが好きだ。
僕のココロは、まるで別次元にワープしたように、タイムトラベルを始めた。
そして僕はわからない言葉でひとりツブヤイテイタ。
僕には、自分自身の中で、自分自身の存在よりも大切でかけがえのない想いがあって、
それは、家族の想いを守りたいという気持ちで・・・
いつの日か僕がシカバネになった後には、もう誰にも力ずくなことなどされたくなんかないという想いがある。
それは、僕の純真を破壊した力に、僕の命が絶えた後まで付きまとわれたり、壊されたりしたくはないからだ。
そう、あまりに痛ましい「Wの悲劇」だ。
だから、ただ、僕にはもう誰にも触れられたくないとか、関わらないで欲しいという強い想いがある。
僕のこの先も、僕が生きたその後(のち)も、もう誰も僕の周りに近づかずかないで、乱さないで、ただ静かに
しておいて欲しい。
それが僕の一番の願いだ。
僕なんか居なかったように、ただ静かに時が流れて欲しいと、そうとだけ願うのだ。
たそがれに一台の軽トラが生活の糧を運んで走っていった。
そのエンジン音に、僕は今という現実に戻った。
僕は、今日も、望まれないことに近づくことだけはないように歩むように気を付けて歩いている。
望むこと同士がぶつかっても、望まれないこと同士がぶつかっても、望むことと望まれないことがぶつかっても、
ぶつかることで良い結果などは生まれることはない。
ましてや、事の始まりの始まりが、自分のせいだと思いきることのできない自分がいるからなおさらだ。
何もなかったとは思えない、でも、何もなかったこととして自分を留めることはできる。
人の望まないことには触れることなどあってはならない。
望まれないことを望むことで、どれだけの不幸や悲しみが再び押し寄せてくるのかを、人は知らねばならない。
ほんの数分の間にフェニックス通りは、黄昏から紺瑠璃を増した。
今日の月齢は23日、下弦の月の初日で、新月まではあと6日だ。
星座はしし座からおとめ座へと移動する。
無理をせず、ゼンマイはまかずに時を送ることにしよう。
訳の分からない言葉で語ってしまったけれども・・・
今宵、ココロ静かな夜でありますように・・・