2014.10.30 Thursday
海を見たいって思った
海を見たいって思った。
近くの海に足を運んだ。
白く大きな石を敷き詰めた人工の浜は綺麗だったけど、何か違う気がした。
たとえ人工物であったとしても、岸壁ならば少しは受け入れることができたかもしれない。
砂の上で歩みを感じたいという僕の足の裏の記憶が潜在意識の中にあるのだろう。
でも、この場所で新たな思い出を刻む人たちにとっては、きっと素敵な場所になるのだろうとも思った。
来生たかおの「スローモーション」の歌詞が脳裏によみがえった。
「砂の上、刻むステップ、今あなたと共に」
この余韻にしばし浸りたいと思わされるひと時が砂浜には絡まるほどに存在する。