2012.06.02 Saturday
身売りした町、閉鎖した商店
泉佐野市が、町(市)の名前を売りに出した。
古くは、国名が「和泉」で村名が「佐野」に由来すると聞いた。
赤字補填のためといえど、この地を愛する在住の民や、
ご先祖様が守ってきた歴史ある町(市)の名を、
政治に携わるものだけで
売りに出してしまっていいものとは思いがたいんだけどな。
僕は隣町の住人だけれども、おせっかいながら
この町の人たちの心にとって
安らぎある結果であって欲しって願うばかりだ。
チカラで現実を壊された者達は何とか肩を寄せ合いながら
心だけはと今日をつむいで生きているのにね・・・
法規上、犯罪になりがたいことは
思いのままに力でねじ伏せることを平気でやってのける者などに
人として愛する幸せの意味などわかるはずもない。
それと同じこと
利権に走った政治家達のバブルのツケを彼らの手により
今度は、心まで奪い取られる思いになるのは僕だけなのだろうか?
シャッターの上がらなくなったお店の中では
今までこの町を支えてきてくれた老人が、この町の思い出とともに
静かに余生を送っているかもしれない。