篠了平(しの りょうへい)公式ブログ!

ぼちぼちと歩き続ける日々

篠了平公式ホームページへ
http://ryouhei.info/

<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2022.09.10 Saturday

「タマシイ」ッテ

0

             〜  「タマシイ」って  〜

     

     

    夜の間に降った雨は煉瓦に滲み渡り、シズクたちは舞い降りた一葉に向かって「朝だよ」と声をかけました。

    自然界ではこうして舞い降りた一葉にも輝きが届けられ、捧げられた命は次の世代を育む力となります。

     

     

    科学的にはその存在を否定されている(もしくは証明されてはいない)魂と呼ばれるものとは何であるか、

    自分なりに考えてみたいと思います。

    概念的なものになるとは思うのですが、

    それは心の支えとなるものであり、故人を想い自らの心の柱としたいものといった存在であると考えます。

    私自身は信仰する宗教を持つ者ではなく、来世があるとは思っていないし、魂というものの存在については、

    自分の事ではなく、もう直接会うことのできない方へのありがとうと思ったり、わき出る気持ちのことと理

    解しています。

    すでに、身近に触れることのできない人や愛犬への想い、すなわち魂とは自分自身から放つものではなく、

    どこかで誰かが心の中で気づくことのできる身近に実存した生き物への思いがそういった生き物の持つ、あ

    るいは放つ魂ということなのだと思うのです。

    来世はないと思っていますが、無になったそのあとは、先に逝ってしまったワンコたちと安らかで平和な日

    々を送りたいと思っています。 

    無の世界には何の思いも存在するはずないにも関わらず、そんなことを思っているのです。

    しかしこの思いが矛盾しているとは思ってはいません。

    このことに関しては、以下のように思うから、矛盾していそうなのに、実存する思いになっているのだと思

    います。

     

    ( イメージとして描くとすれば、来世とは何かの生物に生まれ変わってもう一度生かせていただく世界、

     あの世とは、死後にこうであればいいなと想像する世界 / どちらも実際には存在するとは思ってはい

     ませんが、あると思うことで少なくとも自らが生きている間の繫がりが断たれることなく永遠に向かう

     安心や、やすらぎを持つことができるように思います。 心の中でのやすらぎを望むが故の正直な思い

     です。)

     

    そして、魂とは決して不幸にかかわる存在ではなく、少なくとも自らの心で確かめることのできる範囲の

    幸せを願うために存在する、化学では説明できない思いであり、祈りの存在であると思います。

     

    随分と自分勝手な話と思われるかもしれもしれませんが、自分が窮地の時に、ひとり心に描く自分だけの神

    様が現れてくれて、近しいもしくは近しかった方への感謝の気持ちに導いてくれるものが魂と呼べるものだ

    と自分なりの理解をさせていただいています。

    魂というものは、むしろ、自分自身の思いを完遂しようとするものであってはならないと思えます。

    感謝の思いに導くことができたり、導いてもらったり、つらい思いになることのないようにとことこと歩む

    様子が魂の姿だと思います。

     

    生きるということは、人それぞれに抱える問題こそ違えど、大変なことに違いないと思います。

    人はそれぞれにその人の持てる力の中で懸命に生きています。

    私自身、足りない事、気づかない事、力不足な事で、見る角度によっては迷惑をかけていることもあるかと

    思っています。 

    誰もが自らの気持ちを、心のこもったアッタカナまっすぐな目線でしっかりと伝えられなかったときには、

    その人にとって、これで良かったといえる思いに至らないこともあると思います。

    頑張っていても、もっと頑張れたのではと思うこともあります。

    不足するものは必ずと言っていい程に見つかるものです。それがアナログである人間の普通の姿だと思います。

    ですから、人である私たちはなおさら、否定に向かう思いよりも理解に努める思いを大切にしなければならな

    いと思います。

    そして、そっとしておくべきものはそっと静かに、決して触れてはならないものだと思います。

    私は自分の事を無神論者だと思っていましたが、宗教とは関係のない自分だけの神様の存在は、自らを勇気

    づけるためにも、少しでも自分を役立てるためにも、誰もが思い描いてよい世界だと思います。

    そう考えると、自分勝手な有神論者なのかなー、とも思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    23:22 | | comments(0) | - | - | - |
    2022.08.21 Sunday

    雨と花と

    0

               〜 雨と花と 〜

      ひと時であるから美しい

      一瞬であるから、どうして、こんなにも、と胸を揺さぶられる

      ひと時と一瞬がつながって、今日となり、明日に向かうこと、    忘れないで・・・

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      12:30 | | comments(0) | - | - | - |
      2021.04.29 Thursday

      レインダンス

      0

        JUGEMテーマ:日記・一般

        雨の日の港は船の出入りもなく静まり帰っている

        濡れたアスファルトの上では海から連なる景色が小さく揺れている

        そう、海面でも水溜りでも無数のレインダンスが始まったのだ

        心はひと時の静寂を迎えた

        意識の消える一瞬は安らぎのひと時だ

         

         

         

         

         

         

         

         


        22:53 | | comments(0) | - | - | - |
        2020.06.12 Friday

        眺める

        0

          JUGEMテーマ:日記・一般

          雨の日のウインドウ越しに映った観覧車

          ようやくライトが灯り営業再開になったのだろうか

          いつのことだったろうか、観覧車乗車マニアの人に聞いたことがある

          全国の観覧車を乗ってまわっているのだと

          まさしくめぐって、回るのだ

          自力では回れない方向に回って異なる角度から街を眺める

          幼いころ、一番上まで行くまでうきうきしたのを覚えているかい?

          下りも終盤になるともう一周できたらいいななんて思ったものだ

          でも、今では一周するのがちょうどよいと感じるようになった

          いや、もし本当に乗ったら一周すら長いと思うかもしれない  

          何周したとしても、同じ景色は一度しか見れないんだ

          スケールや感覚の違いこそあれ、人も自然も呼吸をしているからだ

          そして、しっかりと見たいときにはまぶたに焼き付けて

          ボーっと過ごしたいときには見過ごせばいい

          えーっと、あと僕がしなければならないことは・・・

          もう何も考えたくないな

          とにかく今日を頑張るだけだ

           

           

           

           

           

           


          07:30 | | comments(0) | - | - | - |
          2020.05.10 Sunday

          雨のブロンズ像

          0

            JUGEMテーマ:日記・一般

            ブロンズ像には「ともだち」と刻まれていた

            雨に濡れたブロンズ像から感じられたものは、作者の胸の内のいったいどれ程のものなのだろう

            深い想いへと導かれるままに心をゆだねた

            僕が守りたいと思うもの

            たとえ今、僕がどんな形で壊れたとしても大切にしたいと思うもの

            僕以外の誰にも迷惑をかけないで済むもの

             

             

             


            13:43 | | comments(0) | - | - | - |
            2019.07.12 Friday

            雨の日の航海

            0

              JUGEMテーマ:日記・一般

              海の見えるこの場所には過去に2度訪れたことがある。

              今日は雨

              視界は優れない

              ここから北にしばらくゆくと実在する灯台がある

              かすんだ先を航行する船にとって

              直接目に映るものは何よりも心強い安心となるだろう

              今は雨の季節、僕自身も灯台を求めて航海を続けようとしている

               

               

               

               

               


              2018.10.06 Saturday

              rainy morning

              0

                JUGEMテーマ:日記・一般

                恒星日誌、Oct/6 2018 台風25号の影響で大雨の午前7時

                臨海道路に打ち付ける雨

                何処から来たの

                何処へ向かうの

                コンビニのウインドウ

                ピカソになった僕

                                                                    ・・・  Cinema

                 

                 

                 

                 


                ▲top