人がいなくなり、静まりかえったモール
深い感覚に陥りそうになる
世の中、それでよくやってるよなっていう人はいるものだ。
現場をろくに把握もできない人(把握しようという努力をしない人)に限って、なぜか権力のある立場にあったりとか、
きれいごとを並べては、自己防衛に奔走したり、好き勝手な思いを、迷惑をかえりみる事もなく口にしたりする。
日大のアメフト事件にしたってそうだ。
一生懸命に頑張っている者のココロなどまるで分っちゃいない。
分かっちゃいないだけならまだしも、好きなように使うだけ使っておいて、
自分がかわいいが故に、「選手(企業の場合は部下)の至らぬところは私の責任です」などとよく言えたものだ。
まるで選手(企業戦士)が悪いことをしたがその責任は自分が取りますと、自分カワイヤの権力の誇示、かつ、
外にはいい者面のつもりか。
報道も大々的にならなければ、ゆがんだ感情を選手(部下)に押し付けたまま、人ひとり壊しきっても何とも思わずに、
また誰かを傷つけ続けることになっていただろう。
自分が悪いなどと思っていないことがより一層伝わり、嫌悪感に襲われる会見だった。
こんな監督(上司)がいる部(職場)など、さっさとやめた方がいいに決まっているが、世の中、生活もかかっているし、
新たな道(進路や仕事先)を見つけるをことは非常に難しい。
ここまで、大々的に報道されると、おそらくは刷新はされるだろうけれども、
世の中、現実はなかなかそうはいかないことがほとんどだろう。
周囲にいい顔ばかりしている権力者には、せめて周囲に迷惑が掛からないようにしてもらえれば、
それでいいかなって思わざるを得ないというのが正直な現状だ。
世の中、現場で頑張ってくれている人のおかげで成立していることがほとんどなのだ。
それを感じさせてもらえていることは、充分過ぎるほどに幸せなことだ。
「ありがとう」と言わせていただけることもありがたいことだ。
僕としては、これからも、現場を支えてくれている仲間が一番に守られるように努めたい。
今、できる限りのことを尽くすことで、幸せをもらっていると言える。