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2022.08.09 Tuesday

懐古没入

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            〜 懐古没入 〜  

                                                           

    結構な賑わいの駄菓子屋さんがある。

    今の時代にはあまりない雰囲気だからだろうか、通路は狭く、縦にも横にも上からも

    空間はうまく使われ、一見、ランダムに見えるが、所狭しと積み上げられたり並んだ

    駄菓子は意外と整理されており、飾られた懐かしい看板やポスターや人形たちが今に

    ない雰囲気を醸し出し特別な世界観を生み出している。

    若い子連れのお客さんが多いように思うが、効率化や計算されきり、乾ききった今の

    時代にないアナログのぬくもりを求めているのかもしれない。

     

    千代田ミシンには記憶がない。昭和13年に起業されたそうだが今はもうない。

    怪物君にパーマンは記憶の彼方にしっかりとした輪郭を描いて残っている。

     

    ベティフープはどうしてだろう、その名の記憶は残っているのだが、どういうキャ

    ラクターだったかはわからない。

    ウッドペッカーやトムとジェリーそれにポパイなら短くともストーリーがあり放映

    され、断片的な記憶にしろ残っているが、ベティフープにはそれがない。

    それでも遠い記憶の中から懐かしさを引っ張り出すように連れてきてくれる。

    「昔懐かし」はそんな遠い日への没入を許してくれる想い出の遊園地だ。

    年のせいか、遥かなるものが、親しく思えてならないのは僕だけだろうか。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    2022.08.01 Monday

    マリモ

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               〜  マリモ 〜

       

       

      実は、この瓶の底にはマリモが入っています。

      なのにファインダーを覗いた際の画角というか雰囲気とか心地よさで切り取ってしまったので、マリモは映

      っていません。

      で、それでも、マリモが生かされているのですからマリモのことを記すわけですが・・・

      マリモは水の中で漂う緑色の鞠(まり)のように見えます。

      ユニークな見た目をしていますが、水生植物のひとつだそうです。

      透明な瓶などの入れ物にいれて、インテリアとして楽しむこともできますが、長生きをしてもらうためには

      水を入れ替えたり、適温を守ったり、やわらかな自然光を当ててあげたりと、適切なお世話が必要になるそ

      うです。

      何も知らずに、その場の雰囲気を何気なく切り取った一枚でしたが、何を撮っていたのか、あれこれ調べて

      みると、こんなインテリアもあるのかと、初めて知ることになりました。

      写真で見るよりも、実物を見るに越したことはないと思いますので、というのも言い訳がましいですが、独

      特の世界観でいい雰囲気を持っていますので、機会があればぜひ一度見てみてください。

       

      何かに気持ちが入ってしまうと、相手側の伝えようとしていることにさえ、気が付かないっていうことも起

      こりうるということでしょうか。

      気が付いていれば、マリモを何枚撮っていたいたはずなんですが、端っこの方にしか映らないものばかりで

      した。

      今回は相手のないことでしたので、これはこれで良しかと思いましたが・・・

       

       

       

       

       

       

       

       


      2022.07.31 Sunday

      かあさん

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                〜 かあさん 〜

         

         

        香りの液体に、木製の細い棒を立てると、毛細管現象で引き上げられた液体が蒸散して、香りをひろげます。

        僕は嗅覚が利かないから、普段は臭いが余りわからないんだけれども、さすがに鼻をくっつけるくらいに近

        づけると、それぞれの瓶の臭いの違いがわかります。

        すると、失くしたものが蘇ったみたいに嬉しくなります。

        人は、失くしたものを嘆く傾向に陥りやすいものですが、残されたものを大切にしている人からは、自らの

        至らなさ、こころの貧しさを知らしめられることになります。

        そして、感覚的なものの共感というものは想像以上の大きな喜びを生むように思うのです。

        世の中、優劣を見定めるために比べるように眺められたり、利益のために競合させられたり、そんなことに

        巻き込まれたりでもしたら大変です。

        せめてもの救いは、そういったことをする立場にはないことだと思います。

        求めるということをしないことが、十分ということの意味を知る必要性を感じ取るための大切な起点になる

        と思います。

        人の心の理解に努めることは決して言葉だけでできるものではありません。

        むしろ言葉尻や何一つ求めることなどない態度に息づくもののように思います。

        マイペースと言われようとも、他覚的評価は受け入れこそすれども、気にせずに、見失なわない自分を持つ

        こと、役立てる自分であろうとすることは大切なことに違いありません。

        かあさんが、語らずとも示すように教えてくれたことはシンプルでしたが、気を付けないといけないことば

        かりでした。

        こんなバカ息子でも、ずっと「かあさん」でいてくれたこと、これからもいてくれると思えることに、「あ

        がとう」の言葉しかありません。

         

         

        今日の空は、こんなにも青く晴れ渡りましたよ。

        いつも、応援してくれたこと「ありがとう」

        これからも見ててくださいね。

        もう一度、「ありがとう、おかあちゃん」

         

         

         

         

         

         

         

         


        2022.06.24 Friday

        時間旅行

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          JUGEMテーマ:日記・一般

                  〜 時間旅行 〜

           

           

           

          果物屋さんの店先にはりんごがいっぱい並んでいた。

          食べられるのはせいぜい1個で、

          こんなにたくさんは食べられるはずないけれど、

          こうして眺めていると食べれるだけ食べたような気になって、なんだかとても得した気分になる。

          唐突に思い出したのだが、47年前のこのくらいの季節のある日曜日、ひとり、北大路橋近くの鴨川の

          石積みに座り、りんごひとつとフランスパンを頬ばったことを思い出した。

          その時、僕の頭の中では、キャンディーズの「年下の男の子」が流れていた。

          何となく気になり調べてみた。

          すると「真っ赤なりんごをほおばる・・・」の歌詞で始まっていた。

          当時は、表在する感覚として浴びていたものが、時を経て、

          潜在意識というもの?、造語になるかもしれないが、深在意識の存在というものを知ることになった。

          あの日、川の流れは命あるもののように眩しい程に小刻みに揺れて輝き、

          そのきらめきの中には流れをさかのぼる鮴(ごり)の姿があった。

          目を細めたくなるような光に満ちた瞬間があった。

          しばらくして、「時間旅行のツアーはいかが? いかがなもの?」 あのメロディーが僕の中をよぎって

          いった。

          目を覚ますように現実に戻ると、目の前にはたくさんのりんごがあって・・・

          すると、ここはスーパーの一角で・・・

          僕の時間旅行は終わりを迎え、ごく普通の日常のざわめきの中に居ることを知らされた。

          甘い香りの中を通り抜け、時計の針に目をやり、歩き出した。

           

           

           

           

           

           

           


          2018.11.14 Wednesday

          11月になると

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            JUGEMテーマ:日記・一般

            11月になれば、

            必ず訪れる場所がある。

            国華園という大きな店舗の苗木屋さんだ。

            ここで毎年チューリップの球根を買いこむ。

            おうちとそれに職場でお世話になっている方にと買って帰る。

            それぞれのおうちに春が来たよって、咲いてくれたらって思う。

            春って、明るいイメージがあるから、

            誰もが明るくありたいから、

            芽が出たり、伸びたり、

            育つ楽しみに、待つ楽しみがあるから。

             

            お店のすぐ近くの海岸沿いにはパインツリーが並んでいる。

            夕暮れ迫る少し肌寒い11月の空の下を歩いた。

            これからの季節、想いは深まってゆく。

             

             

             

             


            2016.01.09 Saturday

            冬の「語り部」

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              「語り部」には住む場所がある

              この店もその一つだ

              建物の中はあったかで

              ただ時を過ごしているだけで、「語り部」はお話を始めるのだ

              僕はそのお話を聞く

              注文を取る間に、店の中に響いている音

              働く人の足音だったり

              水道の音だったり

              お皿の触れる音だったり

              離れたのテーブルの何となくの表情達が想像を掻き立てたりもする

              「語り部」はいろんなお話を聞かせてくれるのだ。

              そして、窓ガラスの向こう側からは、

              この季節だけの引き締まった空気がこっちを覗いていた。











               

              2015.12.18 Friday

              冬のデジャブ

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                無味色のコンクリートが冷たく映る

                冬に似合う少しシックなパステルブルー

                気取らないベランダの柵

                木立と冬の空

                この冬色はいつか僕を寒い日のデジャブへといざなうだろう











                 

                2015.05.15 Friday

                天気予報は・・・  はずれて雨  (そして今後の作業)

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                  今日は、熊取のケーキ屋さんまでチャリででかけたら雨にたたられた。
                  天気予報では今日の雨はなかったのにね。
                  帰路の途中、本降りになったので日根ジャスで雨宿りしていたら、
                  今日の午後はオフであったが、仕事場に来て欲しいとの連絡が入った。
                  おかげで雨の中7キロも走ったのでビショビショになってしまった。
                  人の役に立てて、結果はよかったのだが、自転車で出かけていて、雨にたたられていると説明したのに、
                  ちゃんと探せば、よそに振ることが可能な事案に対し、でてきてくれという前に、
                  雨で滑って事故になるとかビショビショになって風邪でもひかんかなという思いはよぎらんのか
                  と思う僕は間違ってるかな?
                  人生勉強というか、今後の対応を考えるいい機会だったとして心に留めて置こうと思った。



                  一連の、CD制作作業は終わったが、その後の展開を進めるための作業がまだまだ残っている。
                  6/17のリリースが決まった。 僕の実力不足にもかかわらず、今のところ実店舗5店と
                  タワーレコード、HMV,AMAZON,での取り寄せが可能となった。
                  実店舗5店のうち4店はメジャーであったりコアな取り扱いをされている店であり
                  僕としてはとても嬉しいことです。
                  もう一店舗はお礼の気持ちで置かせていただくことになりました。



                     今後ですが・・・  えーっと、何をどうしたらいいのか、まとめなくっちゃ!!


                  1.リリースに間に合わせるように、販促のチラシ(フライヤー)を考え、制作する必要がある。
                  こちらの文面は今日完成した。あとは完成品のチェックだ。

                  2.フライヤーが到着したら実店舗に郵送、近隣のタワーは直接挨拶に伺う。

                  3.ホームページは難航しそうだが、たくさんの方の協力を得ることができ、何とかなりそうだ。
                  こちらも開設以来のリニューアルになるのだが、デジタルにまったくウトイ僕は
                  宿題への対処の仕方ひとつわからないでいる。
                  まずは素材写真のピックアップだけでもすまして、MさんにUSBに移してもらい、
                  HPでお世話になるUさんに届けさせていただく作業からスタートだ。

                  4.ついで試聴範囲の指定作業をしなければならない。
                  その後、Nさんと使用写真の選定が必要になる。

                  5.来週は映像監督さんとの打ち合わせでっと・・・
                  「いつかの空」に対するイメージの伝達事項のチェックが必要だし・・・
                  もう一曲の選定に関する考えをまとめておかなければならない。

                  6.そうそう、見つかったアルバム内の脱字について、カンパケ品に関してはいまさら
                  どうしようもないので、印刷してカンパケにしていない分にはシールで対応していただくこととする。
                  (レコーディングだけじゃなくて、脱字の修正まで手作り感満載の作品になる!!)

                  7.そうだ、雑誌によっては季刊物もあるので夏号はもう閉め切られているかもしれないが、
                  急いでアプローチしなければいけない。

                  8.書き留めておかないと、すぐに忘れてしまうので・・・ 思いついたら加えることにいたしましょう。




                      ・・・頑張らないとね!!


















                   

                  2012.10.06 Saturday

                  父の入院

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                    父が脳梗塞で入院になった

                    ふらついて歩けないので手を貸すと

                    柔らかな手が握り返してくれたが

                    足元がしっかりしない

                    元々、腰の手術も受け、脚力は弱っており

                    歩行も大変だったのに、先のことが心配になった

                    早く歩行練習ができるように、気持ちが前を向くようにと

                    早速、愛用のウォーキングシューズを病室に届けた

                    写真は、父の散歩中によく立ち寄る

                    カラオケスナックをかすめた夕方の風景だ

                    散歩中に足腰が辛くなったら、一曲歌って

                    からだを休めて帰路につくらしい

                    発症して間もないのに、自分のことは語らず

                    母さんのことばかり心配していた

                    一体、この人はどこまで優しいんだろう

                    この人の息子である僕は、恥ずかしながら、自らの未熟さと

                    随分と気配りの足りないことに、反省しきりな気持ちにさせられる

                    ぜひ、回復して、いっぱい引っ掛けるのは心配だが

                    以前の生活が戻ってくれることを願うばかりだ


                     



                    2012.02.27 Monday

                    once we were friends・・・   and then ・・・

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                      ようこそ

                      来てくれたんだね

                      ありがとう

                      今日はありがとう

                      また、明日ね・・・









                       

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