コンパクトクランク にすべきかか ノーマルクランク にすべきか ?
ブログをはじめて3年、1000件を超えるブログをしたためてきたが
このような物質的テーマを記すのは初めてのことになる。
初めて自転車に乗って51年。
趣味のごとくに乗り始めて15年。
ブリヂストンの折りたたみ自転車に始まり
ジャイアントのクロス、ゲイリーフィッシャー、ピナレロと乗り継いできた。
頚椎症と腰椎分離すべり症を持っている僕にとって
体に優しい自転車というのが自転車選びのテーマであった。
また、サイクリング好きがこうじて、7年前には
「ワンダーサイクリスト」というCDアルバムまでリリースするに至ったこともある。
最終的に、今まで乗ってきたバイクの中で
乗り心地の一番良かったのは、ゲイリーフィッシャーの29インチフルサスだった。
トータルバランスとして一番楽だったのは、ピナレロのロクであった。
ここに来て、なぜ、コンパクトクランクかノーマルクランクか?という記事を書く局面を迎えたかというと、僕の最終的な結論がいいホイールに履き替えることでコンパクトクランクとノーマルクランクかを比べる必要がなく、ノーマルクランクがコンパクトクランク以上に誰にでも十分楽しめるという現実に遭遇したからだ。
昨年末、コツコツと貯めてきた自転車貯金と振り込まれたCDの売り上げ金をたして
ホイールとコンポーネントを入れ替えることにした。
まずは、ホイールを純正のシマノWHR500からカンパニョーロシャマルウルトラに変更した。
この時点で、走りはこの上なく軽快になった。
次いで、シマノ105のコンポーネントをコンパクトからノーマルに変更
ここで、ど貧脚の僕にとって、まず重要なのはリアの歯数であった
12−27を12−29とすることで帰り道の近所の短いがとてつもない激しい坂に対応した。
坂道のことばかり考えていたが、実は、シャマルウルトラに変えた効果は素晴らしかった。
気がつくと、なぜか、コンパクトの時よりフロントアウター時のリアの最も重いギア(12)をフラットな道で使うことが明らかに増えていた。コンパクトで重いと思って殆ど使うことのなかったリアの歯数の小さなギアが、どーしてノーマルクランクにして反対に軽いと思えるのか? 不思議でかなわなかったが、軽くて転がり抵抗の少ないホイールに変更するということは、ノーマルクランクをコンパクトクランクにかえるということよりも走りをより楽に、より快適にするという思いがけない嬉しい結果を導いたのであった。
ちなみに、僕のど貧脚の程度といえば
今まで、ただの一度も男性の乗るロードバイクを抜いたためしがないし
誰ひとりとして押している姿を見かけない坂道でも、頻繁に押して登るといった具合だ。
先日なんか、近所の高架橋で、塾帰りの小学生の普通のチャリに追い抜かされる始末だった。
というわけで、コンパクトクランク にすべきかか ノーマルクランク にすべきか ?
という疑問自体が、僕の場合は結果として存在しなくなってしまったという、ホイールのグレードアップ効果のお話でした。
ということは、ノーマルクランクに乗りたい人で貧脚の方は、ホイールのグレードアップがいい解決策になる可能性が十分にあると言うのが僕の率直な感想な訳です。
急に坂道に差しかかっても、ノーマルだとコンパクトほどのギア比の差がなくフロントのギアチェンジが今までのコンパクトより随分と自然な感じになりましたし、何よりも平地走行において、時折トップに切り替え、快適に風を切る爽快感は今まで感じたことのない世界です。
「 サイクリング、バンザーイ !! 」 って声高らかに叫びたい感じです。
では、この記事を読んでいただいたサイクリングファンの皆さん " BE HAPPY!! "