篠了平(しの りょうへい)公式ブログ!

ぼちぼちと歩き続ける日々

篠了平公式ホームページへ
http://ryouhei.info/

<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2022.12.14 Wednesday

アカヤナギ、アメヤナギ、実はユキヤナギ

0

           〜 アカヤナギ、アメヤナギ、実はユキヤナギ 〜

     

    昨日まで、ユキヤナギの葉を気に留めたこともなかった。 紅葉することも知らなかった。

     

    昨夜から雨は降り続いた

    雨は去って、寒気の曇り空

    ユキヤナギの葉に乗っかった輝きは初冬のダイヤモンド。指先にも満たない大きさの水滴は自然からの贈り物。

    進化する技術や文化を自らの進化と勘違いをして大切な時間を失わない様に注意しよう。

    必要でないものは不必要な物?  いいえ、視界の内側にあるものが守るべき季節、外側は輪郭のない季節。 

    今日、お会いしたたくさんの冬装束のあったかいを見て「急に寒くなりましたね」と声をかけ合うことの幸せ。

    思い出しましたか?  そう、それは今という時があることの大切。

     

      

     

     

     

     


    23:22 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
    2022.11.29 Tuesday

    キララとお月さま

    0

               〜 キララとお月さま 〜

       

      この花は「キララ」と言ってお昼間はこのようにきれいに咲きますが、夜になると花弁をしっかりと閉じます。

      しばらくすると、お月さまはやわらかな光を讃えて、西の空に降りてきました。

      「お疲れ様、気を付けて帰ってくださいね」、そう聞こえました。  

      今日は22時(月の入り)までのお仕事ですね。  「お月様こそお疲れ様」

       

       

       

       

       

       

       


      07:48 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
      2022.10.29 Saturday

      窓際は明るいほうがいい

      0

                 〜 窓際は明るいほうがいい 〜

         

         

        窓際は明るいほうがいい。

        窓際を彩る小鉢の花。

        ふと思い出すと若い頃、オレンジは好きな色だった。

        元気、明るさ、力強さ、といったバランスがいい感覚でとらえられたのだろう。

        しかし、自らの持ち物となると、意外とオレンジ色の物のないことに気付いた。

        頑張って思い出そうとしてはみたが、色鉛筆、ラインマーカー、インデックスシールといった日常の事務用品

        を除くと、オレンジ色の持ち物は、ひとつしかないことがわかった。

        それはひどく落ち込んだ時のことで、あれからもう17年以上も経ったなどとは思いもしなかった。

        そのころ、視力低下が急速に進んで、いくつかの眼科と大学病院を次から次へと紹介、紹介となり、両目の手術

        を受けることになった。

        手術の前に、ちゃんと見えるようになったら、これをもって出かけようと思って買ったナイロン製のメッセンジ

        ャーバッグ、それがオレンジ色だった。

        きっと、明るい気持ちで、年甲斐もない元気な色のバッグをひっかけてかっ歩したいと思ったのだろう。

        今、想えば、良くはなっても、若い頃のような状態になるはずもないのに、考えや感覚も未熟だったのだろう、

        勝手に理想を描き、ストライクを外した気持ちの僕は、お世話になった方のことも心中に置くことも忘れて、自

        分の気持ちだけに捕らわれてそのバッグを持ち出すことはなかった。

        「受け入れる」という気持ちを持つことが、人生を歩む中でいかに必要であったかを、再度認識させられた時で

        もあった。

         

        今回、新たな局面に立たされ3年余りの時が過ぎた。 時は流れるばかりで、時には自らを鼓舞し、時には落

        ち着かせようとし「受け入れて今日に尽くす」事ぐらいしか思い浮かぶ言葉のない自分が続いている。

        綺麗な言葉は、嘘をつくことがあるから、このような言いっぷりになるが、どうせなら、結果がどうであれ、頼

        られることは嬉しいし、できる範囲のことだけであれ、尽くせれば、自己満足だとしても、少しでも喜んでもら

        えるなら、そんな有難いことはない。 求められる自然な流れの中にいれたらいいな。

         

        言葉の意味や使い方は違うが、2度にわたり自分なりの突然の「人生版窓際族」という感覚を味わったように思

        っている。 今回は、終わるまで終わることなく難儀を増す事象だと思うと、前回以上にこたえているのは事実

        だが、人生は悪いことばかりではないし、ちょっとした喜びなら探し出したりもできるはずと思っている。

        とはいっても、人生というものはいろいろなことが起こるし、仕方のないことであふれているのも事実であり、

        厄介に思っていることは、身の破綻を感じさせられる時には、こころまで蝕まれそうになることだ。

        仕方のないことと喜びとがいい関係になればいいな、などと思いながら眺める窓際に置かれたオレンジの花。

        この花の名は知らないが、素敵だと思え、それをこころが素直に受け止めることができるのであれば、こころは

        無事に機能していて、役立てる行動がとれることと思っている。

        明るく、居心地の良い、窓際づくりは多くの難しい問題を抱えているが、前を向き続けられるように努めたいと

        いう気持ちだけは失わないようにしたい。

        無くしたこと、壊れたことの代わりに、いつの間にか、今までわかり得なかったことがわかるようになってきた

        様に思う。 そう感じると共に、さらに、人の気持ちの理解を深められればと思っている。

         

        こう思うことも、そう考えることができることも、ちょっとした喜びに思える。

        こういった感覚は、決して強い言葉にするようなものではなく、見守りが必要で、道を違えそうな時には、生か

        されている訳を考え、幸せが指の間からこぼれ落ちそうなときには、感性に正直でいることだと思う。

        この感覚は、やわらかで優しい想いと共にかすかに輝き続けて欲しいと願うべきものと思うからだ。

        辛いと思うことは、不幸なことかもしれないが、本質的には幸せなこともたくさん含まれているのではないだろ

        うか。 そのような思いを無くさずに、幸せの探し物を続けてゆきたいものだ。

         

        この先の窓際には、やわらかであったかな色の花も加えて置いてゆきたい。

         

        目を閉じると、ラベンダー畑のいい香りが広がった。

        理不尽に思うことがあるなら、それは自らの未熟が故の思いであろうし、至らぬものくらいは見い出したい。

        うまく生きるということと、曲げられながらも真実を生きようとすることは明らかに異なる。

        人生の窓際に坐し、自分にとって、かつての誤った意識がどれだけの過ちを生んだだろう。

        人の思いをシッカリと汲めたか。 謝罪に挨拶くらいはちゃんと心をこめてできているか。

        と、・・・窓際から回想する自分自身は、役立つことをひとつでも増やせることを願っている。

         

         

         

         

         

         

         

         


        00:18 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
        2022.10.16 Sunday

        ハナミズキの実

        0

                   〜 ハナミズキの実 〜

           

          雨の日の朝、額の落ちたハナミズキの実にしがみつくシズクは、辺りの光を集めて風景をキラメキに変えた。

          日が照り「干しミズキ」となったハナミズキの実。

          一粒1cm程のものです。 

          綺麗な干しフルーツのように見えますが、食べられないとありました。

          ハナミズキの実に毒性まではないものの、食べると中毒を起こしてお腹が痛くなることがあるそうです。

          ワンちゃんの散歩の際には注意を払っていただければ、ありがたいです。

           

           

           

           

           

           


          07:47 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
          2022.10.01 Saturday

          ヤブランの小径

          0

                     〜 ヤブランの小径 〜

            「ヤブラン」の花咲く小道をゆく

            履きなれた僕のスニーカーは快適だ

            「ヤブラン」は綺麗なムラサキ色の花だ

            花は「ヤブラン」きれいな花だが、僕のスニーカーはちと汚れて「ヤブレテル」

            でも、水気のないところを歩くのには全然大丈夫

             

             

            【ヤブランの花言葉】は?   ・・・【謙虚】【忍耐】

             

            謙虚」という花言葉は、樹木の下や草陰にひっそりと群生する姿に由来します。

            「隠された心」は、長い葉っぱを密集させ、その中に隠れるようにして花をつけることにちなみます。

            また、薄暗い場所でも丈夫に育つ様子から、「忍耐」という花言葉がつけられました。

             

            自らは、忍耐はつらいとストレスに抗い難く苦手で、謙虚は反応遅延や気づき不足が否めません。

            事あるごとに、ヤブランの花言葉を思い出しながら、暮らすことにいたしましょう。

             

             

             

             

             

             

             

             

             


            08:23 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
            2022.08.29 Monday

            花屋のお仕事

            0

                       〜 花屋のお仕事 〜   

               

              午後のひとときに洒落た気持ちを届けてくれるアンティ―ク

              作業台の上には、送り主の気持ちを伝える花が並び始めた

              送る方も、送られる方も、心に残るシーンになることだろう、そんなシーンに寄り添う仕事って素敵に思う

               

               

               

               

               

               

               

               


              07:46 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
              2022.07.23 Saturday

               リフレッシュ

              0

                         〜 リフレッシュ 〜

                 

                この夏、二度目の開花だ。「007は2度死ぬ」というのがあったが、「ブラシの木は初夏に2度以上咲く」

                 

                最近、確かに少し疲れ気味だし、そろそろ、ココロのブラッシングで、リフレッシュしなくちゃね。

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                07:41 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
                2022.07.07 Thursday

                二輪の花 (咲き終えて)

                0

                   

                          〜 二輪の花 〜

                   

                   

                   

                  咲き終えて、散り落ちた花が二輪。

                   

                  茎とつながっていた時には、艶やかにゆれて、おしゃべりをしたり、唄を口ずさんだり、

                     ・・・そんな風に楽しそうに見えましたよ。

                   

                  私達には生きる意味を問う日があって、輝こうとするときがある様に、花たちも美しく空気を染め、その香り

                  を解き放とうとするときがあります。

                     ・・・どんな季節に帰ってみたいと想いますか?

                   

                  息を切らし、必死にまっすぐに走ったのに、間に合わなかったこともありましたね。

                  少しだけ離れたところに落っこちた二輪の花は、今、何を語らんとしているのでしょうか。

                  それは、きっと、互いに「ありがとう」の言葉をどうにかして届け合おうとしているのだと思います。

                     ・・・どうか幸せの意味を噛みしめることができますように。

                   

                                                      悲しみの終わる時に・・・

                   

                                             

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  10:31 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
                  2022.07.06 Wednesday

                  ガクアジサイの横顔

                  0

                    JUGEMテーマ:日記・一般

                     

                            〜 ガクアジサイの横顔 〜

                     

                     

                     

                    ガクアジサイの写真は13年間の投稿で初めてのことのように思います。

                    おそらく、アジサイであるとか、アジサイらしいというイメージを持つことがなかったからだと思うのです。

                    なぜ今か、ということにはこれといった理由などはないのですが、おそらくガクアジサイは背が低いから、

                    上からばかり眺めていて、あーこんなアジサイもあるんだといった程度の思いで、シャッターを切ることも

                    なく、やり過ごしてきたのではないかと思うのです。

                    そして、何となくひざを折り、横から覗いてみたら、いつにない光景にハッとするものがあり、シャッター

                    を切ってみたのです。

                    するとどうでしょう。

                    物事は違った角度から眺めてみると新しい世界に出会えるってことを、しばらくぶりに、知らせてもらった

                    のです。

                    心は休ませることも大切だと思っていますが、時には違う角度から見たり、考えたりしてみると良い道に巡

                    り合えるのではないかと思います。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     


                    14:08 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |
                    2022.07.02 Saturday

                    センニチコウという永遠

                    0

                      JUGEMテーマ:日記・一般

                       

                             〜 センニチコウという永遠 〜

                       

                       

                      植え込みに植えられた花を撮っていました。

                      そしたら見知らぬ人から声をかけられました。

                      どうやらスマホで撮ってネットにアップしておられるらしいが、もっといい写真をアップしたいのでキャノン

                      のイオスキッスを手に入れようと思っているのだが、どうだろうかという質問でした。

                      一番、無難なメーカーでもあるし、持ち運びを考えたときには、自分としては、APSCサイズが大きさや重量を

                      そう気にせず持ち運べるし、レンズもそう大きくならずに揃えられる。

                      すなわち、写真を撮るということがつらくなるような重い機材になると持ち出さなくなるし、持ち出さなくなる

                      ようではせっかく買ったのに意味をなさないことになる。

                      そんなお答えをさせていただきました。

                      僕自身は、ほぼオートでしか撮りません。

                      あれやこれや考えるよりはアッと思った時に何でもいいから、先ずは絵を押さえておこうという思いがあるから

                      です。

                       

                      今日の写真はセンニチコウという花で、暑さに強く真夏の7月から8月がもっとも見頃といわれ、スーパーの外の

                      通路の植え込みに咲いていたものです。

                      「枯れない」「無くならない」という意味の花言葉を持っているそうです。

                      それを見かけた僕はマクロレンズというものを持っていないので、マクロ風の撮影に挑戦してみようと思いなが

                      ら撮ってみました。

                      すると、気持ちがそちらの方にいってしまって、コメントを記そうとしている今、こんな風に撮ろうとしてたな、

                      などということばかりを思い出して、何を書いていいかわからなくなっているというのが今の状態です。

                      物質的というか物理的な記事になってしまいました。

                      今日は、夏の太陽が背中に張り付いて、感情を吸い奪われた異邦人と化してしまいました。

                      意識せずに、撮りたい時に撮る、記事も無理して書かないということも必要なことかと思います。

                      デスノで今日はこの辺で。

                       

                      そうそう、センニチコウは、「永遠」という意味も持ち合わせています。

                      「永遠」っていったい何でしょうか?

                      次の機会に考えてみたいと思います。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       


                      14:37 | 花ごよみ | comments(0) | - | - | - |

                      ▲top