2021.07.19 Monday
遅れてやってきた夜店と回想
JUGEMテーマ:日記・一般
コロナ禍の緊急事態宣言のため昨年はなかった夜店が、今年は遅ればせながらもやってきた。
スマホもゲームもなかった時代の夜店は幼い子供たちの無邪気な高い歓声であふれていた。
それはちょうど前回の東京オリンピックがあった時代のことだ。
金魚すくいに型抜き、そうそう花火なんて当時は売ってる店なんてなかったから夜店で手に入れるぐらいしか
手に入れる手段がなかった。 だからということもあって夜店が来るのを待ちどおしく思い、線香花火とドラ
ゴン(噴水花火)を買えるのが楽しみにしていた。
そうそう、アイスクリームなんて売ってる店だってなかったからアイスクリンのお店もはやっていた。
そう思えば、今の時代は情報も物質も何でも身近で便利になってしまったぶん、大切な想いが育まれ
かなったり、感動を見失ったままになってしまっているような気がする。
不便は不便で手間暇をかけたぬくもりがあちこちにあふれていた。
そんなこと想い出して、今よりはいい時代を過ごさせてもらったような気持ちに浸る自分がいた。