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ぼちぼちと歩き続ける日々

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2019.05.26 Sunday

僕と自転車

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    JUGEMテーマ:日記・一般

    夏色の広がり始めた新緑の公園で一休み。

    「ありがとう、僕の自転車」

    札幌の自転車屋さんの広告に中古車で掲載されていたのが目にとまり、これだと思い購入させていただいた。

    時を共にして8年程になっただろうか。

    いろんな思いを共にして走ってくれた。

    僕は根暗なのかもしれないが、つらい思いを抱えて走ったことをいくつも思い出す。

    それ以外はなんの思いもなく走ったのだろう。

    なんの思いもないそんな時こそが本当の幸せだったのだろうと、今になりつくづくと思わされる。

    まさに何事もないということのありがたさなのだ。

    木漏れ日の公園で僕は自転車とお話をする。

    自分自身のこの先の在り方を・・・

     

     

     

     


    2019.04.08 Monday

    モモとサクラとタンポポと

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      JUGEMテーマ:日記・一般

      この季節、年に一度のことだが、紀ノ川沿いに自転車を走らせる。

      一枚目の写真は桃の花です。

      桃山町は桃の産地で。農家の方たちは受粉に大忙しだ。

      道端ではタンポポ、川沿いでは桜たちが春を奏でていた。

      その道の小川にかかる小さな橋の上からの眺めは格別だった。

      桜の並木を抱えるように桃畑の濃いピンクが広がっていた。

      運がいいと同時に桃と桜の景色に出会えるのだ。

      ここは竜門山のふもと。

      最後は粉河の街の紀ノ川ぞいで春を彩る桜たち。

      平和に時が過ぎることのありがたさをしみじみと感じた。

       

       

       

       

       


      2018.11.10 Saturday

      最後に残された何か

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        JUGEMテーマ:日記・一般

        土曜日の少し遅い目の午後

        一つ先の隣町までの久しぶりのサイクリング

        このひと時は心を無にできる僕のゴールデンプレジャーだ

        冬木立になる前の少し色づいた並木。

        以前にはヘッドホンから流れる音楽と共にペダルを刻んだにこともあったが、今では町の音や自然の奏でる

        音が心地よい。

        なつかしいリズムを刻みながら僕は進む。

        ナチュラルなひと時に僕はありがとうって思う。

         

        帰り道に、普段から何か月かに一度お会いする90歳目前のおばあちゃん二人に出会った。

        一人は娘の営む散髪屋の前でシルバーカーの座面に腰かけて街道を行き交う情景に目をやっていた。

        声をかけると、これ以上目じりのしわができないだろうってほどに目を細めて、70歳のころとは違う今の

        自分自身の話しをしてくれた。

        もう少し行った、裏路地では両方の股関節を傷めた一人暮らしのおばあちゃんに出会った。

        「どこにいってきたの」って聞くと、ちっちゃなロウソンのビニール袋を持ち上げて振ってくれた。

        体重が30キロほどしかないおばあちゃんの夕食だ。

        空には、オレンジ色の飛行機雲が二本、黒板にチョークを引くように伸びていった。

        今日の命を描いているように、僕には見えた。

         

         

         

         


        2018.07.29 Sunday

        幸せについて考えてみた

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          JUGEMテーマ:日記・一般

          暑い日が続いてなかなかペダルに足を置く気にもなれず、仕事以外はゴロゴロしたり、

          休みの日は、早くに一杯やってしまったりになって、なかなか乗れていなかった自転車。

          台風の影響で少し気温も下がり、久しぶりに自転車に乗って、隣町のスーパー(いこらもーる)まで

          いっちょ行ってみよかという気になった。

          一か月以上も、乗っていなかったから、体がなまっているのがよくわかる。

          いつも、池の水面にはカモが心地よさそうに軌跡を描いたり、きれいに鉄塔や空が映り込むのだが、

          今日は水草がはびこっていた。

          一か月でこんなにも景色が変わるなんて、自然の力には驚かされてしまう。

          「いこらもーる」に到着。

          ペットショップ、ワッペンのお店、ユニクロ、本屋、CDショップと巡る。

          試聴機のヘッドホンの右チャンネルが断線したまま直してもらえていないのがちょっと残念だった。

          ここで良く1000円シリーズのジャズのCDを試聴させてもらっては、いいものがあると時には買って帰る。

          試聴させてもらって今日は「ハービーハンコックカルテット」を手に入れた。

          夜には、このCDを流し、一杯やりながらエッセイ本をしたためたり、またブログをアップすることになる。

          エッセイ集のエッセイの数は800話を超えた。

          音の付随しない作品を世の中に露(あらわ)にすることに対するためらいもある。

          わざわざ書かなきゃいいことなのだろうが、知られたくない自分がそこにいるという感覚もある。

          自分自身が理解できないでいる時もある。

          ここは「想い出キッチン」という素敵な名前のお店。

          カレーの専門店だ。

          一時、メードカフェの立ち並ぶ日本橋の一角に移って営業していたらしいが、戻ってきてくれて嬉しい。

          あの時は、何の情報もなかったので、何かの理由があって、店をたたんでしまったのかと心配した。

          この前を通る時、店が営業してるって思うだけで何となくホッとした気持ちになる。

          先日、外環の和泉市あたりの山奥を走っていたら、最近までこの店にあったグリーンの大きなテント地の

          「想い出キッチン」の看板がそっちに行っているを発見した。

          きっと、新店舗なのだろう。

          頑張れ「想い出キッチン」

          でも、泉佐野のお店は大切に続けていって欲しい。

          旧26号をしばらく南に向かい、山側になだらかに傾斜にする道をあがると末広公園だ。

          台風がやってくるから子供たちもまばらだ。

           

          突然だが、こんなことを思うことがある。

          僕は周りの人たちと?ちゃんと協調してやっていれているのだろうか?

          仕事以外の場面でもちゃんとできているのだろうか?

          ちゃんとできていなくて、もしくは、ちゃんとできている自信がなくて、

          そんな自分から逃げ出すための理由として、仕事だけに打ち込んでいるのではないか、などと思う時がある。

           

          確かに自分なりには一生懸命のつもりではあるが、この大きなすべり台を前に、

          一人滑り落ちていくのではないかと、ひょっとしたら落されるのではないかと、不安に思ったりする。

          ギバーの愛は、やがてテイカーからは忘れ去られ、共存するためのエネルギーまで奪われるのではないかと

          心配する。

          それは、僕の過去に存在したものへの執着心のせいであるかもしれないし、

          今や自分のものではなくなって、けれども、今以上に築いてきたものが壊されるかもしれないという恐怖心のせい

          かもしれない。

          築いてきたモノの内の何パーセントくらいが自分の頑張りによるものかと聞かれると、わずかなものかもしれない。

          物質的な測定をすると恐らくそういう結果であろう。

           

          毎朝、一番に逢う掃除のおばちゃんと、どっちが先に「おはよう」って言うかを競ったり、見えないのに笑顔で電話

          の対応をし合ったり、いろいろな人と楽しく過ごさせていただいている。

          そんな関係でいられる人たちが僕にとっての宝物を教えてくれる先生であるわけだ。

           

          だからこそ、今一度、幸せについて考えてみる必要があると感じたのだ。

          人の言う成功というのは、目に見えて比べたがる相対的なもので、そういった面で僕は敗者であるだろうけれども、

          (実情を知らない人にはそんな風には映らないだろうが・・・)、毎日の出逢いの中で、誰かの幸せ探しの一員に

          加えてもらえることは、幸せなことである。

           

           

           

           

           

           

           

           


          2018.05.19 Saturday

          日常がもどってきた?

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            JUGEMテーマ:日記・一般

            今日はいきなり肌寒くなった

            いつもと違うルートを走ってりんくうに向かう

            いこらモール前の移動販売車が、「イカ焼き」から「ポン菓子」に代わっていた

            駐輪場で見つけた、その昔に憧れたヤマハのビラーゴに出会う

            泉佐野に観光周遊バスがあるなんて知らなかったので新発見をした気になる

            コンビナート近くにある小さなホテルの前に並べられた鉢とプランターの花

            港に並んだ小さなヨットたち

            風に揺れるロープのポールにあたる音がまるで風鈴のようにあちこちで聞こえる

             

            仕事に追われた1週間だったが、日常を取り戻したかのような土曜の午後だった

            何も思うことなくペダルをこぐのは久しぶりの事のように思えた

            今、僕は平穏だけを望んでいる

             

             

             

             


            2017.12.23 Saturday

            チョコレートとファンタ

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              JUGEMテーマ:日記・一般

              時代は変わり、時が流れようとも、流行が何であろうとも、僕の中の一番は明治のミルクチョコレートだ

              僕は物理的な一番になったことがない

              ヨットハーバーの海は広くはないが水面に映った空は広く深い

              セピア色になった街はちょっとレトロで

              ミルクチョコレートのようなココロの中の一番はいつも僕の中に住んでる

              ファンタとチェリオの違いが分かるようにネ

               

               

               

               

               


              2017.11.07 Tuesday

              a month later after visit Kyoto last

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                JUGEMテーマ:日記・一般

                あれから一か月がたった。

                辺りでは紅葉が始まった。

                台風の後の秋の中を走る。

                気を付けないと、チャリに乗りながら切ったシャッターの右下の隅には、

                今すれちがったばかりの車のテールが映っていた。

                のどかな風景が広がり始めた。

                お馬さんの動作と同じように、時はゆっくりと流れ始めた。

                しんどいことは苦手だから、峠の手前で引き返すことにする。

                ここは、ひと月前にも立ち寄ったカフェだ。

                あの時には「小野リサ」の奏でる「ジルベルト」の曲が流れてのんびりとした時が流れていた。

                今日は「ジャニス・イアン」が流れている。

                少し耳に入る程度の音量がアンニュイな時に暖かさを添えた。

                「じゃ、また」ってそう声をかけられ、送り出されてるって、

                そんな気にさせられる、ぬくもりを感じるお店だ。

                 

                返り道も、僕はまたあの風と季節を駆け抜ける。

                幸せだった季節に、「ありがとう」って、何度も何度も言葉にして繰り返しながら・・・

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                2017.11.04 Saturday

                遠い風に誘われて  (about a month ago )

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                  JUGEMテーマ:日記・一般

                  ここは僕のココロの鼓動の聞こえてくるサイクリングコースだ。

                  左手に川を望みながら上流へと向かう。

                  切る風は涼しく、木漏れ日が心地いい。

                  僕の命の在り処を教えてくれる。

                  折り返して、素敵なカフェを見つけた。

                  小野リサの演奏の流れる店内では、こんな窓からの景色が楽しめる。

                  窓辺に置かれたボトルにはタクシーが逆立ちして映し出された。

                  お客さんはどこに連れて行ってくれって頼んだのだろうか。

                  長い時を経て、この街に返ってきたんだって気持ちに浸る僕がいた。

                  ささやかなひと時に「ありがとう」ってつぶやくように僕は言葉した。

                  あの日に向かって川を渡ってみよう、

                  あの日に向かってこの川を渡ろう・・・

                  ボトルにはチャリで通り過ぎるおじいちゃんの姿が映った。

                  歳をとっても、あの時の風を懐かしむように幼いココロ達は微笑んでくれるだろうか・・・

                  僕はあの日のように、言葉足らずのままでいる。

                  でも、未来の僕は「ありがとう」だけは届くようにと・・・

                  せめて、それだけは届くようにと胸に刻み今日を歩んでいる。

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  2017.09.20 Wednesday

                  落書きと黒板消し

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                    JUGEMテーマ:日記・一般

                    巨大なクレヨン

                    実はコンビナートにそびえるとても大きなサイロなんだ

                    クレヨンはどうぞ自由に使ってね

                    そして、空いっぱいに想いを描いてね

                    創造の想像は自由に空を飛び回る

                    そして、今日もカモメさんたちがおうちに帰る時間がやって来たら

                    オレンジ色に染まった雲の向こうでは、夜の宇宙が黒板消しとなって今日を消し始めるよ

                    だから、今日うまくゆかないことがあったとしても、もう気にしないでね

                    じゃ、また明日

                     

                     

                     

                     

                     

                     


                    2017.07.23 Sunday

                    紀の川サイクリングロード  (・・・真夏のサイクリング)

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                      JUGEMテーマ:日記・一般

                      南海本線の紀ノ川鉄橋の河口側北側にある運動公園の河川敷から土手を眺める。

                      今日のスタート地点はここになる。

                      今日は、U氏、M氏、と昨秋以来の、久しぶりの3人でのツーリングだ。

                      上流に見えるのが南海本線の鉄橋だ。

                      まっすぐに伸びるサイクリングロードをひたすら上流に向かってひた走る。

                      追い風を背に受け、心地よい滑り出しとなった。

                      暑さは感じるものの、あっという間に16キロが過ぎ、単線のJR和歌山線の鉄道橋、船戸橋までやってきた。

                      もうしばらくの間、紀の川左岸を上流に向かい、川を渡って桃山町に向かう。

                      前回、立ち寄れなかった沖縄料理の店「ハンダマ」が目的地だ。

                      坂道を上りようやくたどり着いたのにお店らしい姿ではなく民家に戻っていた。

                      お客さんたちの声が弾んでいた記憶が強く残っていたのに閉店したってことなのだろう。

                      残念だが仕方がない。

                      そこで行くことになったのが、「ムロ」というお店だ。

                      更に坂道を昇り詰めることになった。

                      若い二人(30代)はペダルをこぎ続けたが、僕は自転車に寄りかかって歩いてお店に向かった。

                      高台にあるお店は、素敵な眺望だ。

                      エアコンの利いた室内は快適そのものだ。

                      ランチにするとともにしばらくの間、休憩をとった。

                      手作りのアクセサリーも素敵なものがあった。

                      休憩の後は喜志駅に向かった。

                      久しぶりにタマ駅長に会うためだ。

                      タマは待遇がいいらしくって、随分とふっくらとしていた。

                      でも、「平和っていいよな」って、今回も教えられるものがあった。

                      訳もなく、岩出市の旧市街に行こうと思いついた。

                      数か月前に「街角ハンター」という番組で取り上げられていたからだ。

                      しかし、やってきたものの本当に何もない。

                      営業10年プラス27年という古びた茶店に入り、ママに話を聞いたが、

                      旧市街地には観るところなど何一つないということが判明しただけだった。

                      ママは最初、愛想が悪かったが、話しかけるたびにテンションの上がる人だった。

                      後で店にやってきた老人とともに、大衆演芸の話でなぜか盛り上がった。

                      あと、このお店、もう少しエアコンが効いているとありがたかったというのもあったのだけれども・・・

                      岩出市を後にし、再び紀ノ川沿いを下り、帰路に向かう。

                      少しずつ下流に向かって下っているはずなのに、行きよりも返りの方がつらく思えた。

                      疲れてペダルが重いのもあったのかもしれないけれど、実は下流からの向かい風のせいで進まなかったのだ。

                      3人で先頭を変わりながら残り15キロを時々休みながら走った。

                      ようやく着いた終点の河川敷から見上げた空は、一日が終わりに近づいていることを伝えているかのようだった。

                       

                      今日の走行距離は50キロ程だったそうだ。

                      真夏のサイクリングで少し歳を感じたのは否めない。

                      これからは若者に先導してもらうことにしよう。

                       

                      いろいろと、僕の心至らぬ点もあったと感じているが、

                      次は秋が深まる頃にご一緒させていただければと考えている。

                      海沿いのコースなんかを走ってみたいな。

                       

                      今日はありがとう。

                      また、よろしくね。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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