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2022.12.28 Wednesday

髪は烏(からす)の濡れ羽色

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            〜髪は烏(カラス)の濡れ羽色 〜

     

     

    こんな寒い日に、カラスが水浴びをしたのはなぜなのか?

    近寄ると、柵から飛び立つカラスの羽根から水しぶきが飛び散りました。

    今日この場面に出会わなければ知ることもなかったことと思います。

     

    調べてみると次のようにありました。

    カラスは綺麗好きで、夏でも冬でも水浴びをして、汚れや寄生虫を落とすのだそうです。

     

    そしてもう一つ、連想される言葉として「カラスの濡れ羽色」といったものがあるそうですが、

    確かにカラスの羽根は光を浴びる若い女性のストレートヘアーのように艶やかな黒です。

     

    そこでカラスの羽根のようなきれいな黒髪のことを「カラスの濡れ羽色」と言うそうです。

    また、別名「 濡烏/ ぬれがらす 」、「 烏羽色 /からすばいろ 」とも呼ぶそうです。

    万葉集の時代より「髪は、烏の濡れ羽色」といわれるように、黒く艷やかな女性の髪の毛

    を形容する言葉として用いられてきたそうです。

    私はこの言葉を知りませんでしたが、どれだけの方がこの言葉を御存じか気になるところでもありました。

    多世代同居家族の多かった時代には自然と耳にし、引き継がれることもごく普通の言葉だったのかもしれま

    せん。

     

     

     

     

     

     

     


    00:49 | | comments(0) | - | - | - |
    2022.12.20 Tuesday

    極寒の今日

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               〜 極寒の今日 〜

       

       

      「今日は一段と冷え込みました」という言葉では済まされない程に冷え込みました。

      なかなかの毎日を送っており、ブログを記す頃には睡魔に襲われるこの頃です。

      今日は暖かい焼き芋をいただきました。

      こんな日にはとてもにうれしい思いになります。

       

       

       

       

       


      00:28 | | comments(3) | - | - | - |
      2022.12.19 Monday

      冬将軍

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                 〜 師走も後半 〜

         

        日曜のスーパーはダダコミだ

        ササッと買い物を済ませ、ペコちゃんに「じゃーね」と挨拶をして

        屋上の駐車場に出ると、何と寒い事

        近年は「ウワ―ッ、サムーッ」って思うことはあまりなかったが、今日は間違いなく寒かった。

        真上の空を見上げるとなんと青い事か

        その青い空に流れる雲のあまりのコントラストとスピードには驚きの輪郭までが際立つように僕は固まった

        ホントに冬将軍がやってきたんだ

         

         

         

         

         

         

         


        00:07 | | comments(0) | - | - | - |
        2022.10.14 Friday

        コスモスの残像

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                   〜 コスモスの残像 〜

           

           

          コスモスが風の中、踊るように揺れていた。

          コスモスらしい姿だ。

          花びらを陽の光に透かして見ようと思った。

          すると揺れるコスモスからはみ出してばかりいる太陽のせいで目が焼けそうになった。

          60年近くも前のことになるが、日食のあった日、先生が放った言葉を覚えている。

          「濃い色の下敷き越しに観察するんだぞ、直接見るなよ」と。

          あの時、チラッとだけお日様を直視して、少しの間、目がおかしくなったことを思い出した。

          陽の光に透けたコスモスの花びらは綺麗だったが、強い光の残像が、目線の先々で尾を引いた。

          60年近くの時を超え、先生の言いつけを破った時の、内緒にしていた気持ちが蘇った。

           

           

           

           

           

           

           


          17:25 | | comments(0) | - | - | - |
          2022.10.06 Thursday

          コスモスの咲く丘で

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                     〜 コスモスの咲く丘で 〜

             

            隣町の山中にある小高い丘の公園の一角に、コスモス畑があるのを思い出してやってきた。

            畑は手を入れている様子もなく荒れ切っていた。

            それでもこうして雑草の合間をぬって咲くコスモスの姿があった。

            畑を管理されている方はどうかされたのだろうか。

            春には雑草のないきれいな花畑だったのだが・・・

             

             

             

             

             

             

             


            18:59 | | comments(0) | - | - | - |
            2022.09.28 Wednesday

            一丁目の青空

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                       〜 一丁目の青空 〜

               

              随分と長い間、いつもの場所で可愛く咲いてくれていて、今や挨拶をしあう関係だ。

              たった数段だが、階段をよっこらしょと上ると、ほら、

              秋の青い空が広がって、そろそろ衣替えを考えている樹木たちと何か話しているようだ。

              今日は、以前から「異人館みたいだな」と遠くから眺めていたおうちの下まで初めて歩いてきた。

              そして、北野の街を思い浮かべた。 すると、「ギー」っという音がして「どこでもドア」が開いた。

              秋はいいだろうな… 海を臨む高台の景色、それに風の心地よさは格別だ。

              歩き出すと「バタン」とドアが閉じる音がした。

               

               

               

               

               

               

               


              00:06 | | comments(0) | - | - | - |
              2022.09.15 Thursday

              今の大切、先の大切  

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                        〜 今の大切、先の大切 〜   

                 

                夕日が落ちる。 田舎町の風景は立ち並ぶ電信柱だけが圧縮されて何の変哲もない一日の終わりを告げた。

                街には灯りがともり、

                花屋のしゃれた新聞紙に今日あったことを包んで

                キーボードに向かい、想いのままに一日の足跡を記す。

                気が付くと、外はあっという間に紺瑠璃の時に包まれ、

                夜に向かう空気は季節を静かに伝えてくれる。

                悲しみや苦しみもあらがいとせず、何も飾らず自然にそっと身を寄せるがいい。

                特別なものなど何一つないと思っていたが、今ある生を思うと全てが特別なものであることに気付かされる。

                気配をひそめると、あちこちから小さな季節の話声が聞こえはじめ、

                生きるということは、全てが特別であるがゆえに愛おしさに満ちることと知らされる。

                ひとつひとつ目の前のことに思いをこめよう。

                愛おしさにこたえたい。

                僅かなことに思えても、大いなる勇気となり救われることは多い。

                それぞれに出来ることの形や性質は違うがその思いを誰も秤にかけることなどできるものではない。

                誰もの思いのその全てが精いっぱいなのだ。

                 

                いろいろなことがある。 生きてゆくことは本当に大変だ。

                 

                幸せでわからない事、 不幸でわからない事

                健康でわからない事、 病気でわからない事

                何事もなくわからない事、 事情を抱えてわからない事

                これ以上、誰も傷ついてはならないからわからない事、 これ以上、自分を追い詰められなくてわからない事

                 

                やりきれない想いを抱えて生きてゆくのは大変なことだが、負の感情をぶつけることは、周囲も自分自身も破

                壊してしまいます。

                 

                わからないことは、本当にわからない理由(本能や衝動など)、もしくは、わからないとしか言いようのない

                理由があってわからないのですから、言葉では表現しきることなどできるはずない事なのだと思います。  

                それ程までに、わからないままに納得のできなかったことは数多くあるのです。

                 

                 

                 

                 

                そこでパスカルのいうように人は弱いからこそ考えるわけです。(人間は考える葦である)

                どのような名言も、伝える人によっては、ネガティブな思いにさせられることもあります。

                人がポジティブな気持ちで歩めるような状況を作ることができれば、そんな思いになれる

                ような思いを届けることができれば、良い雰囲気が形成されてゆくように思います。

                 

                私自身は、今日という日と、ちょっとだけ先を見て、この先の何事もない、何気ない日がやってきてくれるます

                ようにとだけを望んで今日を歩んでいます。

                しかし、人それぞれに関わるその人以外のやむを得ないファクターの存在にまで注意を払った対応ができている

                かというと、至らないことの方がたくさんあると思います。

                相手にとって、やさしくポジティブと思える言葉だけで接してゆけるように努めはしても、やはり、大切に思う

                のは言葉と共に、心ある行動が伴うことだと思います。

                 

                ひと気のない、ロードショウの広告塔の前、   

                あと少しだけ、この場所で交差する風に吹かれてゆきましょうか。

                ここは自転車に乗っていたころ、よくやってきた場所です。

                かつては生活感が色濃く表れ、人の行交いの絶えない場所だったのですが・・・

                時の流れには、さまざまな運命がいろいろなところに姿を変えて潜んでいます。

                その時々に自分なりの最善を尽くし、幸せだったと思えることが、心傷めること以上に息づき、

                いい人生だったと言えるように、今にしかできない自分を刻みたいと思うのです。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                12:50 | | comments(0) | - | - | - |
                2022.08.28 Sunday

                夏の終わり

                0

                           〜 夏の終わり 〜       

                   

                   

                  夏の終わりを惜しむように深い緑の中、一羽のカワウが佇んでいた

                  まるで過ぎゆく季節を確かめるように、何度もゆっくりと辺りを見回していた

                  Tシャツにさす日差しはまだ汗を呼んでいるが、肌を撫でる風はもう真夏のものではない

                  あなたはどこからやってきたのですか

                  いつからここに住んでいるのですか 

                  生あるものには永遠は存在しないと科学者のいう世界に、あなたも暮らしているのですか

                  いいえ、あなたはあなたの知るはずもない永遠を営んでいるのだと思います

                  私達も最初の自分は永遠を歩んでいたはずです

                  多くを与えられるように、自らも不十分ながら学びというものを経験し

                  カン違いも、当たり前のことも、過ちも、これで良かったと胸をなでおろすことも

                  学ぶが故に与えられ、救われることは多いが、越えがたいことがあることも知らされることになった

                  そして何か抜け落ちたことはなかったかと思い始めた

                  すると抜け落ちていたことが見つかった

                  あるということに気付くのは、無いということに気付くからだ

                  無いということに気付くのは、あるということに気付くからだ

                  苦しみは無いほうがいいのに、前もって先にあることには気付けない

                  ひとつの事象を描こうと思いをめぐらしているのに、現れるのは意にしない事象ばかりだ

                  望まれない自我は暗闇に伏すパンドラの箱の悲劇

                  望まないものは、どこまでも望まないものでしかない

                  転び方ひとつで道は変わり、歩みの先にある対極の存在を忘れてはならない

                  純心にはどのような状況に置かれても、救われる道があって

                  いかなることよりも素敵な想いに包まれる日は必ずやってくる

                  それ故、こころは無限と永遠を探し始める

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  13:57 | | comments(0) | - | - | - |
                  2022.08.17 Wednesday

                  風の通り道

                  0

                            〜 風の通り道 〜

                     

                    花を求めにやってきたオープンカフェ風のお店の軒下

                     

                    店の雰囲気を引き立てる、ちょっとした小物に目が行く

                     

                     

                    抜けてゆく風が心地いい

                    見上げると、大谷のツーシームの真似をする葉っぱと雲があった

                    最後に右にストンと曲がって落ちるのだろうか

                    打てっこないから、夢見心地のいいベンチでのんびりとすることにしよう

                     

                     

                        

                     

                     


                    08:35 | | comments(0) | - | - | - |
                    2022.07.20 Wednesday

                    木陰のふたり

                    0

                               〜 木陰のふたり 〜

                       

                       

                      無理せずに休んでゆきましょう

                      夏の日差しはきついですから

                      老夫婦の夏は安全第一

                      木陰から眺める夏の日の田舎道

                      幼かった日、虫取りの網とかごを手に入道雲と歩いた道

                      よぎる想いに言葉が立ち止まろうとしても、風はそよぎ、流れて

                      純粋だけが、信じがたい程に透明な光景をよみがえらせる

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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